面接・採用
さて、主にオタ活のために短絡的にキャバクラに応募して3日後、私は面接をしに店舗に来た。
いわゆるキャバクラ街みたいなところで、普通に生きてると通過もあんまりしたくない(個人の感想です)場所を歩き、店舗に入る。
ビルの1フロアがそのお店の場所だった。
入った途端に真っ青な光が目に刺さる。
田舎のコンビニにある、虫が近寄るとヂッッッ!!!って音を立てて死ぬライトに似ている。
挨拶をするとメールで面接について話させていただいたボーイさんが出てきた。
店内のソファに腰掛けるように言われ、お茶をいただいた。
この時は何か薬でも入れられてるんじゃないかと警戒して謎に飲むふりをしていた。疑ってごめん。
暫くして面接が始まった。ほぼ雑談みたいな感じだった。
最初から採用を前提に話が進んでいたが、曲がりなりにも面接なので、志望動機は「来春からの新生活のために資金が欲しい」と言っておいた。嘘は言っていない。
店側からは、短期なのでHPに載せた時給よりも少し安くなることを先に断られた。その時給でも十分高かった(ほかのアルバイトに比べてだが)ので、それでもいいと伝え、正式に採用となった。
それから初出勤の日と源氏名を決めた。
その日はそれで解散だった。
給料の支払いやシフトを聞き忘れたな…まぁ初出勤の日に聞けばいいかと思いながら帰路に着いた。
どちらかというと店内が煙草臭い方が心配だった。(喘息持ち)
キャバクラ通りから大通りに出たときの安心感はとてもよく覚えている。
アニ〇イトに寄って雑誌を買って帰った。